地方公務員の職種

本庁とは別に市町村の警察署勤務の警察官は地方公務員ですから移動はほとんどなく、仕事のほとんどがデスクワークという異色の職務です。しかしながら凶悪犯罪が増加している近年、テロ対策としての警備やストーカーおよび少年犯罪など多発する事件・事故に対しては他の公安職同様に体当たりの仕事をこなすという点ではけして楽な仕事ではありません。

ゲリラ活動が勃発すれば最前線で阻止しますし大きなイベントの際にも警備にあたります。他交通や地域の安全を守るためのパトロールなど業務は多岐にわたっています。

 

消防士も地方公務員ですが消火活動の他人災および天災が起きた時は救済活動もしますから、日夜厳しいトレーニングを積んでいますし救命活動も重要な職務です。消防士というのは身分の1つを意味するものであり、正確には消防吏員といいます。地域を自治会員でパトロールしたり消火活動にあたったりする消防団員とは違う専門職ですから、しっかりと半年間の研修を受けた後に消防職員として採用されます。

 

公安系公務員はどの職務をとっても厳格な階級制度を取っていますから、上下関係は通常のサラリーマン同様厳しいものがあり、研修および実績を踏んで昇級していけば収入も当然増えますから上を目指して日々努力している吏員も多いですが、地域の人々との触れあいや出会いは現場で動く職員の方が多いという点での報酬を越えた魅力はあります。

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国家公務員の職種

警察官と消防士以外は国家公務員で防衛省勤務となるケースもあれば、自衛官のように全国に配置される役目のケースもあります。外国人から日本国民を守るための警備をする関係上、外国語特に英語に長けていなければなりません。

どの仕事も責任が重く体を張った業務なのですが、とりわけ入国警備官は日本の玄関口を守る警備ゆえに仕事の厳しさはダントツですし採用基準も厳格です。受験の際に男性の体型は身長160㎝~体重47㎏~・視力が両眼とも0.6~ないし1.0以上、女性の場合は身長148㎝~体重40㎏以上視力は男性同等というように決まっています。

 

どちらかというとがっちりした大柄な体型が好まれるというのも、どのような状況下でも対処できなければならないからでこれだけ厳しいにも関わらず受験倍率が30倍以上という異例の人気なのは、がんばった分だけ出世コースを進める事や高給取りである事などが影響しているものと考えられます。上下関係が厳しく明解である事はよく知られています。以前に公務員の視点から描いた警察官を主人公にしたテレビドラマに登場していたように、細かい身分制度が敷かれています。

 

同じ法務省管轄でも刑務官のように受刑者らの更生を責任とする公務員職もあります。生活指導や相談および社会復帰をめざして職業訓練を実施しています。別の意味で厳しい仕事ですが人と人との関わりを主としていますから、やりがいはあるはずです。

公安系公務員の仕事

今回は“公安系の公務員”をテーマにお話ししますが、文字通り人々の生活安全を守る事を使命としていますと聞けば、警察官でしょう。他にも消防士・海上保安官・自衛官・刑務官・皇居護衛官・法務教官・入獄警備官・防衛省専門職員があります。このうち本庁勤務の警察官は国家公務員ですが都道府県の警察官いわゆるおまわりさんと消防士は地方公務員です。

 

それ以外は国家公務員となります。世界レベルでテロへの脅威が増しているさなか最も激務をこなしているのは入国警備官かもしれません。不法入国者や不法慰留民の取り締まり・捜査・警備などが主な業務となりますが、不穏な社会情勢が続いているさなかで空港を始め港など外国客が多く訪れる公共施設ではちょっとの気のゆるみも赦されないのです。特にテロ対策に関しては標的になりやすい立場にたたされるわけですから、まさに命をかけた業務を日々こなしている事になります。公務員の中でも離職率が高い分野でもあります。

 

今や渦中にある自衛隊は総務の国家公務員であり防衛省に配置されますが、こちらは海外からの攻撃の際には最先端で国の安全と平和を守る、重要な任務を負っている他大震災の際には最も危険区域での救助活動や救済活動に当たっている事はご周知の通りです。実は防衛省専門職員というのもありまして防衛省に勤務する科学研究員や医療職たちです。

科学研究の担当職員の仕事はミサイルやレーダー開発・研究をする技官たちであり、医療は紛争地域での医療活動などに関わります。いずれにせよ消防士と警察官以外は外国人対応の職務ですから外国語が堪能で、あらゆる国の言葉を操る能力に長けています。